疲れやすいHSPさんにおすすめ漢方薬

薬剤師が 漢方薬 を解説疲れやすいHSPさんにおすすめの漢方薬

HSPとは、Highly Sensitive Person の略称でいわゆる 超繊細さん のことをいいます。

視覚や聴覚などの感覚が敏感で刺激を受けやすい特性を生まれつき持っている人です。
例えば、こんな経験はありませんか?

「気にしすぎとよく言われる」

「大きな音や強い光が苦手」

「他人の気分に振り回されやすい」

(↑私は全部当てはまります…)

HSPは、生まれ持った特性であり、病気ではありません。
ゆえに治そうとするのではなく、行動や考え方、行動を変えて上手く付き合っていくことが大切です。

とはいっても、やはり刺激に弱く、疲れやすいのは否めません。
人より少し疲れやすいHSPさんの助けになる
おすすめの漢方薬は…

補中益気湯ほちゅうえっきとう)です

補中益気湯ってどんな漢方薬?

補中益気湯は名前の通り、(胃)をい、(エネルギー)をす漢方薬。
身体が弱く、病気や過労などで疲労困憊したときにも使える漢方薬です。

特に、お腹も弱く、手足のダルさを感じる方におすすめされます。

補中益気湯とHSPの相性は?

補中益気湯とHSPの相性はとても良いです。

東洋医学的に考えると、
HSPは、刺激や感覚に敏感なことから、(エネルギー)を消耗しやすい体質と言えます。

気の中でも特に 衛気(体の表面から身を守るバリアのようなもの)が不足しがちです。
衛気は外部との緩衝材のような役割を果たすため、
衛気が充実していれば、大きな音や強い光などの刺激から身体を守ってくれます。

衛気は飲食物から作られるため、

  • バランスの良い食事を摂ること
  • お腹の調子を整えて吸収を上げること

が、とても重要です。

補中益気湯は、お腹の調子を整えることで、飲食物の消化吸収を上手に行い、
気(エネルギー)を作りやすい体質にしてくれます。
結果として、刺激や感覚に敏感なHSPさんの疲労回復や疲れにくい身体作りにも繋がります。

まとめ

疲れやすいHSPさんにおすすめの漢方薬として
補中益気湯ほちゅうえっきとう
を紹介しました!

補中益気湯でお腹の調子を整え、食事をしっかりと摂っていき、
HSPさんの疲れにくい身体を一緒に作っていきましょう!

  • 漢方薬はどうやったら飲みやすいか
  • 自分の体質や症状に合っているのか
  • どこで手に入れることができるのか

などの質問がございましたら、いつでもご連絡ください。

皆様が漢方薬を使って 素敵な毎日を送れますように〜

補足

私自身、HSPとして辛い経験をたくさんしてきましたが、
今はHSPで良かったなと思っています。

一見、ネガティブな印象を持たれがちですが、
実はHSPだからこそ優れている部分がたくさんあることに気がつきました。

ただ、世の中には、HSPの優れている部分に気がつけず、
私と同じように辛い経験をして、生きづらさを感じている方も多いと思います…

東洋医学の知識やセラピストとしての技術を使って、
HSPさんが少しでも 生きやすい と思えるような社会にしていきたいです。

noma

のましゅんご
\繊細でボロボロな心身をリセット/
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